昭和の身上書にはなかった年収欄

昭和の終わりのお見合と令和の結婚相談所(IBJ)のお見合いの違い。

 

昭和の終わりの身上書(釣書きとも言いました。)が、結婚相談所(IBJ)では、ネットワークに登録するためのプロフィールになりました。

 

昭和の終わりの身上書にあって、令和のIBJにないもの。

本名、フルネーム

住所、番地まで。

 

これは、個人情報保護の観点からも、今は、お見合いするかどうかわからない人には、公開されません。

 

また、お見合いすることが決まっても、お相手に知らされるのは、名字だけです。フルネームは知らされません。

 

昭和の終わりは、まだまだ、インターネットも普及していませんし、紙の身上書だったし、個人情報保護については、甘かったのですね。

 

昭和の終わりの身上書にあって、令和のIBJにないもの。

 

勤務先名

 

昭和の終わり、まだ、バブルがはじけていなくて、終身雇用で、年収は右肩上がり、が一般亭に信じられていたから、勤務先が重要だったのですね。

 

ありがたいことに、私がお見合いしたほとんどの方は、大手企業に勤める会社員の方でした。

 

令和の今、プロフィールには、業種や仕事の内容は書きますが、勤務先名は書きません。

 

そして、昭和の終わりの身上書になくて、令和のプロフィールにあるもの。

年収!

 

令和の婚活(IBJ)では、男性の場合は必須で、収入証明書(確定申告や、源泉徴収書)に基づいた金額を登録します。

(女性は、希望で、公開してもよいし、非公開とすることもできます)

 

実は、この年収が曲者。

 

年収は、証明書の裏付けがあるから、疑いのない金額です。

 

でもね。年収って、変わるのですよ。

 

IBJでは、最新の年収を登録することになっています。

それ自体、良いことだと思います。

 

でもね、くどいけど、年収って変わるのです。

 

上がることもあれば、下がることもある。

 

だから、年収は、参考程度って思ったほうが良いです。

 

昭和の終わりの身上書には、その記載がなかったから、年収によって、その人を判断することはできませんでした。

かえって、それが良かったかもしれません。

 

今は、例えば女性が、IBJのシステムからお申込みを受けた時、お相手の年収をみて、会うか、会わないかを決めるのはもったいない。

 

女性がお申し込みをするとき、お相手の男性の年収の下限を設けて検索して、お申込するお相手を決めるのはもったいない。

 

私が結婚を決めた時、主人は決して年収が高い方ではありませんでした。

大学は出ていますが、国公立や、早慶などの難関校でもありません。

 

でも、難関の試験に合格して、誇りをもって働いている姿に、
この人の人生は、「クレッシェンド(だんだん大きく)の人生」だと思い、

「主人と人生を共にすると楽しそう!」

と思ったのです。

 

ちなみに、結婚を決めた時、主人が住んでいたのは、ごく普通のアパートでしたし、
結婚式の費用と、私の両親に包んでくれた結納金を合わせると、貯金は残らず、
婚約指輪を買ってくれる余裕はなく、
両家の婚約の食事会では、私が自分のお金で買って持っていた指輪を婚約指輪として、主人からもらったように演出し、後日、改めてお金を貯めて買ってもらったというエピソードがあるくらいです。

 

でもね。私も銀行で女性総合職として働いていたこともありまして、結婚後、お金に苦労することなく、生活を楽しみました。

(その後、主人の収入は増えて、私が会社を辞めても、お金に困りませんでした。)

 

共通の趣味のスキューバダイビングを楽しむために、ほぼ毎年、海外旅行に行きましたし、結婚3年目くらいからは、その海外旅行も、ビジネスクラスで行くことができました。

 

普通のアパートの住人だった主人との結婚でしたが、千葉県のマンション、文京区のマンションを経て、
東京千代田区の高層マンションの高層階、95㎡、スカイツリーと東京タワーが見える部屋に住むこともできました。

そして、今は、小田原の海が見える高台の家で、暮らしています。

 

なぜ、そんな暮らしができたのかは改めて、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の私の知恵を、お伝えしますね。

 

 

結婚出来ればそれでいい?

いいえ、幸せな結婚でなければなりません。

 

幸せな結婚には、経済的な余裕も大事です。

 

でもね、結婚相手を決める時、お見合い時点の、プロフィールに書かれた年収金額だけに着目しないでください。

 

これを読んでくださっている方が女性ならば、

あなたがそのお相手の夢を一緒に応援して、実現させて、世帯の収入を上げることができるかどうか、

が、重要なポイントです。

お見合いやデートでは、目の前の相手の人柄を感じつつ、明るい将来がある人かどうか、見抜く力を養ってくださいね。

 

これを読んでくださっている方が男性ならば

あなたは、将来どのような仕事をして、家族を養っていきますか?

そのために、どのように時間とお金を使っていますか?

たとえ、今現在の年収が少なくても、数字だけにとらわれない、未来の姿をプロフィールに書いて、未来の結婚相手に発信し
お見合いやデートでは、あなたの人柄と将来の姿が十分に伝わるように、話し、ふるまってくださいね。

 

昭和のお見合いと令和のインターネットシステムを駆使して、

恩送りの縁結び(⋈◍>◡<◍)。

 

 

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