私がお見合いしたのは、もう30年以上も前の事なので、全ての人を覚えていませんが、
印象に残っているお見合いの話をしますね。
あるお見合いでは、フレンチのフルコースのお食事をご馳走になりまして
「僕はお酒を飲みませんが、お好きならいかがですか?」
とワインリストを見せてもらいました。
私は、たしなむ程度にお酒をいただくのですが
「それでは、私はこのスパークリングワインをいただきます」とも言えず、
「私も、お水をいただきます。」と。
美味しくお料理をいただきま、会話も楽しみましたが
やっぱり、懐石料理をいただくなら、美味しい日本酒をいただきたいし
フレンチやイタリアンのコースをいただくなら、ワインも一緒に楽しみたい。
毎日じゃなくても、週に2回くらいは、自宅でワインなど飲みたいし
(銘柄にはこだわりません。高級ワインでなくていいのです。)
と思い、
お断りさせていただきました。
お酒をたしなむか、飲まないか、タバコを吸うか吸わないか、
大事なポイントですね。
ちなみに、主人は、お酒が好きです。
私が主人と結婚を決めた理由は、もちろんそれだけでは無いのですが、
交際しているときに連れて行ってくれた日本酒自慢のお店で
「幻の赤」という美味しいお酒を飲ませてもらいました。
結婚後も、週に1回か2回、ワインや日本酒を買って
一緒に家で楽しんでいます。
私が加盟する、結婚相談所連盟(By IBJ)では、
プロフィールに、お酒を嗜むか否か、タバコを吸うか吸わないか、を記入する欄があります。
昭和のお見合いの身上書には、それは書いてありませんでした。
事前にその情報があれば、私はその男性とお見合いすることはなかったでしょう。
その男性も、初めからまとまらないお見合い相手の私に、時間とお金を費やす必要もなかった、ということです。
また、お見合いについて、私が加盟する、日本結婚相談所連盟(By IBJ)には、ルールがいろいろあります。
そのルールのうちの1つ、お見合いは「1時間程度のお茶」。
初対面のお見合いで、フレンチのフルコースディナーには行きません。
お見合いは2人とも緊張しているので、1時間程度が好ましいだろうという観点からも
お見合いのお茶代やお食事代は、男性が2人分支払うことになっているので、金額が高額にならないようにという観点からも
良い取り決めですね。
振り返って、お見合いしていたころを思うと、楽しかったなぁと振り返って思います。
結婚した後は、夫以外の男の人と美味しいものを食べに行くチャンスも、おしゃれしてお出かけするチャンスは、ありません。
仕事関係の人と、食事に行くことはあっても、あくまでも仕事上だし。
だから、婚活中の方は大いにそのお見合いと、交際が成立したら、その後のデートを楽しんでください。
もし、初対面で、この人ちょっとだめだなぁ、写真と印象が違うし、と会った瞬間に思っても、
お見合いの時間(1時間です)は、その時間を楽しんでください。
お相手の仕事のお話や趣味の話を聞くことによって、
知らなかった情報を得て、勉強になることだってあるのです。
あるいは、次の本命さんに会うための、お見合いの練習だと思ってもいいかもしれませんね。
私は、「たまには、お酒を夫婦で楽しむ生活を送りたい」
という理想の結婚生活を思い浮かべ
その理想の結婚生活を送ることができるお相手を探した
という、お話でした。
昭和のお見合いと令和のインターネットシステムを駆使して、
恩送りの縁結び(⋈◍>◡<◍)。